靖国 YASUKUNI

色々と話題になった「靖国 YASUKUNI」を見てきたよ。

まぁ個人的には何をそんなに騒いでいたのか全くわからなかった、というのが正直なところです。映画に収められているのは全て単なる事実であり、一方で作品自体には政治的主張は無い。あえて言うなら編集に際して「反戦」の意図が込められているけど、それは普遍的なもので問題にするものではないはず。

俺自身は靖国神社に行った事がないし親族に「英霊」もいないので、よく言えば客観的に見られたと思うのですが(悪く言えば他人事)、色々と考えさせられましたね。例えば、境内で抗議の声を上げた若者に対してある男性が「(お前は)中国人か!中国へ帰れ!」などと叫んでいたわけですが、彼は靖国の英霊の中には日本民族以外もいるということを知っているのだろうかとか。

靖国神社に関わる人には色々な立場があるわけですが、互いに自分側の主張しか見えていないように思います。

ちなみに映画そのものはかなり退屈でした。

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